アニメの続きを朗読で聴いた「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」audible オーディオブックのまとめ

ナレーター交代2度の問題児オーディオブック。

長い時間慣れ親しんだキャラクターの声音が突然変わり違和感が半端ない。新キャラがまざっているような衝撃を受けました。聴覚で感じるオーディオブックにおいて、声優交代の影響はとても大きい。複数巻を連続視聴している時は特に顕著。耳で感じる情報が突然変更され、別キャラのような錯覚を覚えました。 「ドラえもん」「ルパン三世」「クレヨンしんちゃん」など、声優世代交代をしても愛され続ける作品はあります。映像作品は声の変化を視覚で情報補完ができます。オーディオブックは聴覚に頼るため、声とキャラを結びつける労力が大きく違和感として残り続けるように感じます。 個人的にはミスキャストではなく、声優側の事情かもしれませんが、2度交代せざるをえないキャスティングをした制作サイドの課題が大きいのではと感じました。 数学やプログラムのように正解と再現性がない、演技の世界。演技や個性を真似る、盗むことの難しさを認識させられて1件でした。ナレーターの皆様、いつも素晴らしい朗読をありがとう。これからも個性を発揮した朗読を、期待と応援しています。 長時間視聴中に突然の声優交代による違和感が大きいため、興味本位以外の目的では積極的にオススメしません。ごめんなさい。

オススメ度2

【評価の基準】「配信状況」「再生時間」「ナレーター」「オーディオブックの完成度」「作風を少々」を独自基準で採点。異論は認めます。